ストライキ / Job action
ストライキって海外だとよくあるんでしょう?、
以外のイメージが一切なく関心もなかったけど、
身近に起きた。
バンクーバー周辺市のバス・電車・フェリーを
統括するトランスリンク社の中で、
バスドライバーたちがストライキを始めた!
トイレや食事休憩が取れないノンストップ労働、
バス利用者が増えたことで常に満員状態のストレス、
の割の賃金、
などが理由だそう。
ストライキの場合は72時間前までに告知するルールらしく、
突然の「今週金曜からストライキか?」のニュースに
びっくりした。
過去のバス一斉ストライキは2001年、
その時は4ヶ月ほど続いたと聞いて顔が青ざめる。
バンクーバーの代名詞「住みやすいまち」の理由の一つは
公共交通機関の便利さでは?
縦横無尽にほぼ終日走るバスと、
同じく数分おきに来る無人運転の電車。
わたしも通学だけでなく、学校以外の活動で
バスがないと生きていけない。
夜に気軽に歩けるほど安全なまちでもない。
自転車もしかり。
さすがに社会全体への影響を考慮してか、
段階的にサービスを縮小していくスタイル。
始めはシーバス(フェリー)の本数激減、
バスの一部ルート打ち止め。
運転手たちは私服で働く(ユニフォームを着ない)
賃金ボックスを封鎖する
少しずつ私の使うバスルートも本数が減っていった。
WEBサイトやツイッターでのお知らせはあるけれど、
公式に事前にリストで「このルートはキャンセルです」とは
教えてくれないから、バス停で待っていても永遠にバスが来ない
ということが増えた。
そして1ヶ月ほど、みながそわそわ過ごしていたころ、
ついに電車の従業員たちも、
「ぼくらもストライキを始めます」という告知をしだした。
ついで、バスの運転手たちも、
来週水曜〜金曜の3日間全サービス封鎖する、
と宣言しだした。
学校の授業もどうなるのか、先生も大慌て。
月末なのでちょうど週の後半は試験の時期。
UBSやSFUの学生が試験のために
キャンパス内にテントを張って泊まる様子がTVでも流れた。
早く従業員の要求を受け入れてやってくれ!
こちとらバスが無いと困るんだよ!
という意見のある一方で、
ストライキは被雇用者の権利だし、
そうやって労働環境を向上してきたんだ、
と悟りの境地の人もいた。
いよいよ明日からすべてのサービスが止まる、という前夜。
おのおのが車をもっている同僚や友人と話をつけたり、
授業の開始時間を遅らせたり、
友人の家に泊まったり、
準備をしているなか、
夜中の1時前ごろに、
まさかの交渉がうまくいき、
会社側が従業員の要求を暫定的に受け入れるという
結論にいたった。
私も普段より1時間早く起きたけれど、
ルームメイトに「ストライキ終わったよ」と聞いてびっくり。
その後は日常が戻ってきた。
1ヶ月以上にわたる世間の話題と、
身の回りの動揺&意外と飄々とした対応、
一向に要求を受け入れない会社側と、
断固戦う姿勢の団結した従業員。
なかなか日本では見られない光景に、
非常に興味深く、
「どうしよう」
と不安でありつつもどこかで私も飄々とした気持ちで見ていました。
photo: BCIT News Feb29, 2019
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