褒め力 / The power of compliment
バンクーバーのカフェで働いて
一番身についた力は圧倒的に「褒め力」。
常連さんもお初の人も関係なく、
「I like your hair. (素敵な髪型ね)」
「Nice shirts! (いいシャツだね)」
「You look great! (素敵だね!)」
と当たり前のように言い合う。
バンクーバーオーケストラのみんなもそうだった。
トランペットパートの みんなは、
会うたびよく褒めてくれたなあ
「今日素敵に見えるよ!」
「ほんとに君はハッピーパーソンだなあ!」
時々ストレートに「君はかわいいよ!」と
言ってくれるので恥ずかしくなるけど嬉しかった。
だんだん褒められることも 褒めることも慣れてきて、
カフェで働いているときは
お客さんが来るたび素敵なところを瞬時に見つけて褒める
それがあたりまえになって
まちですれ違う人や
初めて会う人がたくさんいる場所でも、
同じようにできるようになった
それは日本に帰ってきてからも同じで
やたら人を褒める 癖がついている
褒められたら人は嬉しいし
それが心からそう思っての言葉である限り
悪いことではないし
そこから始まる会話や信頼もあると思う
それがそもそもあたりまえにできている
英語圏の人たちが好きだし
私もそうありたいと思う
人と目があったら、
人とふたりきりになったら、
何か喋りかけるのが礼儀で
「フレンドリーであること」が教養であり自己防衛でもある。
そのスタンダードはその世界に身をおく経験をしないと
身につかないかもしれないけど
日本にいても ちょっとの努力でできることじゃないかなと思う
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